あけましておめでとうございます！サル年！

　明けましておめでとうございます。年賀イラスト的な画像？コンテンツ？を作っていました。

あけましてサヤカ！

　三が日までには…って言ってたのに全然間に合ってねぇ！ でもまぁ、去年はこういうの無し、2014年は1月8日だったからマシか。いっか、そんなもんだ。

　さて、この娘は皆さんご存じ、サルゲッチュ３のサヤカです。ご存じだよな！お？そう、2016年は申年なので、前々から「あけおめ絵にサヤカを…何とかしよう」と思っていました。で、年明けの1週間前から「んむ、これだけ時間あれば元旦に余裕で間に合うだろう」と思ってモデリングを始めたのですが、どっかのサイトでUnityのWebプレイヤーに関する記事が目にとまった。どうやらUnityは3Dのコンテンツ・ゲームなどをWeb用に簡単に吐き出せるらしいぞ、と。

　Unityは「そのうちやろう」と参考書だけ買って放置して早2～3年経ってしまったけど、ここはひとつ、簡単なテーマを据えて短期間で習作を作れば、どのくらい自分の手に負える物かを計れるのではなかろーか…と思って勉強を始めたのでした。

【思えば…】

　結局色々大変でした。3Dは生まれてこの方プリレンダー一筋…て訳でも無く、それなりに3Dゲーム製作の仕事に関わった事はあるものの…初戦はモデル作って、リグ作って、セットアップして、モーション付けて納品ないちデザイナーポジション。3Dゲームをオーサリングするなんてのは初めてです。わくわく。

　考えてみれば最初に憧れた3DCGがバーチャファイターで、子供の頃から自分が一番やりたかったことってこういう事だったわ。加えて自分の卒業研究のテーマが、当時新しい技術だったWeb3D（Webサイトでリアルタイム3DCGコンテンツを表示する技術）に関する研究だったので、大凡13年越しにまた同じテーマに取り組んでいる事にちょっとした因果を覚えたりもしました。

【Unityって奴】

　しかしUnityですよ。洗練されたツール、充実した機能、有志の方々が公開しているスクリプトに加え、強力なアセットストアまで有る。そして(ほぼ)無料。こりゃやる気のある奴らにぁ～たまらん環境ですね。触っててとりわけ楽しかったのが揺れものの容易さ(先人のお陰ですけど)。調子に乗って色々なパーツに仕込み、ヒラリと揺れるスカートを見てたら…めくりたくなってしまいました（・▽・）。で、↑こういう感じになりました。サヤカを辱めたり、気づかれないギリギリのめくりを楽しんだりしてください。

　最初は「あけおめーってM字開脚してサヤカにバナナをどうにかしよう…そうしよう」って思っていたんですが、良くないよねそういうのは。イクナイ。

　あ、Unityは専用のWebプレイヤーが有ってFlashみたいなブラウザプラグインとして動いていたのですが、最新のGoogleChromeでサポート出来なくなったので、今後は廃止の方向性だそうです。代わりにWebGLに置き換わっていくみたいです。今回のサヤカもWebGLで出力しました。これ手元のAndroid端末でも見れました。いいですね～手放しでマルチプラットフォームのリアルタイム3Dコンテンツが作れるなんて。凄い時代だと思います。しかも無料！

【出来たもの】

　中ボタンドラッグで視点回転（ちょっとぎこちないです）、ホイールでズーム、バナナで視点リセットが出来ます。色々雑でごめんなさい。モデルやテクスチャは時間をかければいくらでも良くなるし…自分が今までプリレンダムービーで培った技術は生かせるのか、拘りといえる要素はどれくらい盛り込めるのか、或いは「リアルタイムなら是非こうしたかった！」ってのは容易に出来るのか…など、検証の方に軸足を置いてやってしまいました。視線とかウルウルとかね。

　モデルの方は『うろおぼモデリング』的にやってたらどうしても大好きなomさんが描くサヤカに似てしまってにっちもさっちも…ごめんなさい、ごめんなさい。この作品はサヤカ好きのバイブル！（宣伝）

　さて、正月気分もこれで終わりにして、狼少女のラストスパート、ガシガシ進めて行こうと思います。エンジンのコイルは暖まりまくりだぜ。うぉーん。