謹賀新年 Flash終了について!

明けましておめでとうございます。大晦日の投稿で書き忘れた事があったんだけど酒を飲んだら忘れたμ爛々です。思い出したので書きます。アレです。

FlashがWindows Updateで削除されるってことで、一部の方(ガイジン含む)が「seismicの作品が動かなくなるぜ!」と騒いでらっしゃったので、説明致します。

2020年でFlashが終わるってどういう事?

まず『Flash終了のお知らせ』にかかわる出来事は主に以下の2つです。

・2020年末でAdobeのFlashサポートが終了する
・Windows用 Flash Player プラグインがWindowsUpdateで削除される

前者は今後のFlash関連のアップデート(新バージョンのブラウザへの対応プラグイン開発・配信)や、swfを単体実行するデバッグプレイヤーなど周辺ソフトウェアの配信の終了を意味します。後者は、Windowsの標準ブラウザであるInternet Exproler(およびEdge)にOSインストール時から含まれるFlash Player プラグイン…こちらが1月末に配信されるWindows Updateにて削除されるっちゅー事です。

するってーとどうなるかというと、今後Webブラウザ上でFlashムービーファイル(簡単に言えば拡張子が *.swf の奴)が 再生出来なくなります。

拡張子ってなによ?

Windowsはだいぶ前から拡張子の表示をデフォルトでオフにしてるので、拡張子を意識してる方は減ってると思いますので…一応説明すると、ファイルの中身を識別するためにファイル名の末尾に付いた3~4文字の部分。FLASHムービーファイルの場合は以下のようになりますね。

後ろの3~4文字

Flashムービーが見られるサイトにはサーバ側にswfファイルが置いてあり、サイトを開くとそれらが自動再生されるという仕組みなのです。

そもそもFlashやSwfファイルってなんぞ?

Flashムービー(swf)は単なる動画ではなく、ボタンやスライダー、URLリンクを配置したりとインタラクティブなUIを提供でき、Action Scriptという言語で高度なプログラミングも行えるので、ゲームを作ってブラウザ上で動作させる事もできちゃう画期的な規格でした。

Flashは Macromedia 社が開発した規格で、それを制作するための(オーサリング)ソフトは当初 Macromedia Flashというそのまんまの名前でした。その後Macromedia社はAdobe社に買収され、ソフト名もFlash Professional、Adobe Animate などと名前を変更しつつ今も 脈々と生き残っています。

このFlash制作ソフト自体はFlashムービーファイルを作るだけでなく、ベクターデータを簡便に扱ったり(殴り書きするようにベクターイラストを描けた)、ムービー制作やゲーム制作など多様なコンテンツ制作に使用できるということで、アップデートを重ねるごとに動画(*.aviファイル)出力やベクター(Adobe Illustrator用の *.ai)データ出力が可能になってゆきました。

Adobeに買収された後は出力形式の幅を広げ、OS依存しないインストール型アプリケーションとしてのAdobe AIRや、Flashの代替として期待されていたWebブラウザ上でインタラクティブコンテンツを実現可能とする新しい規格 HTML5.0 への対応など、時代に合わせた拡張を行っていきました。まぁ生前のジョブスが「FlashなんてもんうちのOSに入れんな!」としこたま圧をかけてたから生き残りの手段を模索してたってのもあると思いますが。

Flashは古来よりブラウザ要らずのアプリ(exe)出力が可能

FlashはAdobeに食われる以前…つまりMacromedia時代からswfだけでなくWindows用標準実行形式である exe 形式の出力が可能でした。

これはFlashプロジェクター形式と呼ばれるもので、Webブラウザ+プラグインを必要とせず、単体のアプリケーションとして動作します。行ってみれば『Webブラウザ + プラグイン + swfファイル』を一つのexeファイルにしたものといった感じです。『メガドライブ+スーパー32X+ソフト』が1パッケージになってると言えば…とてもわかりやすいですね?つまりWindoes Update後の世界でもWindows PCがあれば実行可能なわけです。

Flash制作ソフトは 元からswf以外にも 多彩な形式の出力が可能

大 丈 夫

話は長くなりましたが、当サークルの作品はAndroid用を覗いて全てこのFlashプロジェクター形式(*.exe)で制作されていますので、今後Windows UpdateでFlashが機能しなくなってもお楽しみいただけます。初期の作品で HTML+ swfが一緒に入ってるものもありますが、遊べる内容はexeを実行した場合と同じです。

中身は同じでWebブラウザが必要か、単体で実行出来るかの違い

べ、別にあんたのためにながながと説明したんじゃないんだからね!
本年もよろしくお願い致します。やったー!

・・・


でもMPCちゃんが息してないの!

でもね…僕ぁ「swfがブラウザで動作しなくなっても別段困る事ないじゃん、勝ったわ」と思っていたんですが、一つだけありました。僕が愛用しているMedia Player Classic(通称MPC)というソフトがあるのですが、様々な動画ファイルを再生できるだけでなく、swfファイルも再生できる優れものなんです。

軽いしswfも再生可能な MPC …しかし!?

んで、既報の通り『WindowsのFlashのサポートが終わるよ!なんなら先行してアップデートファイルを適用して削除できるよ!』っていうんで、僕もFlashでコンテンツ作ってる身ですからビクつきながらプラグインを削除するの試したんですよ。そしたらFlashプロジェクター形式(ウチの作品)は問題無く動作したんでホッとしたんですが、swfファイルの方はWebブラウザだけでなくMPCでも見ることが出来なくなっちまったんですね。どうやらMPCはIE用のflashプラグインを参照してswfを駆動していたってことです。

そういや普段使ってるGoogle ChromeにFlash Player プラグインを入れて無くてもMPCがあればswfを見れてたのは…そういう事だったんですね。IEみたいな芋臭いブラウザを開く必要もなくて便利だったんですけども。

昔買ったDLsite作品にswfファイルのものがあった気がするので、その辺はちと気がかりですね。「なんでそれらのサークルの方はexeで出力して売ってなかったん?」って思う方もおられると思うんですが、swfだとMacOSでもブラウザにプラグインさえ入っていれば見れるので、swfで作ればナチュラルにOS対応フリーだった訳です。

すると「なんでseismicはMacOS用の実行形式作って入れてないねん?」ってなるでしょ?うちMac無いから動作検証できなかったんで…はい。あと、エロゲやる人なんてPCもってるでしょって甘えもありましたけども。はい⁽ ˊꇴˋ⁾

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